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英語でベルトとバンドは?
英語で、ズボンの「ベルト(belt)」のことを、かつては英語で「バンド(band)」とも呼んだ。英語では、「ベルト」と『バンド』では、意味が微妙に違う。英語で「バンド」は、帯状の紐や縄を指し、縛ったり、くくったりするときに用いる。英語で「ハットバンド」といえば、帽子のひも、英語で「ヘッドハンド」といえばはちまきとなる。
英語で「ベルト」は、帯状なのは同様だが、締める時に使う。英語で「シートベルト」やプロレスやボクシングの「チャンピオン・ベルト」などがその代表だ。また、英語で「ベルト」の場合、帯状のものを指すことから、特徴づけられた細長い地帯のこともいう。日本でも、東京から福岡までの沿岸地域を「太平洋ベルト地帯」と呼ぶが、アメリカでは、たとえば南部の綿花生産地帯は、英語で「ザ・コットン・ベルト(the Cotton-belt)」と呼ばれている。なお、英語で「ズボン」の「ベルト」は、締めるための道具なので、「バンド」よりは「ベルト」のほうがふさわしいといえそうだ。
英語で「国」を意味するのは、「カントリー(country)」、「ネイション(nation)」、「ステート(state)」などがある。
英語で{カントリー」は、国や国土を指す。ここでいう国や国土は、基本的には政治的区分で分けたものだ。また、時に祖国のことを指し、地域という意味をこともある。
英語で「ネイション」には、「民族」という意味もあるため、自らが主権をもった独立国家を指す意味合いが強い。英語で「国際連合」を「ザ・ユナイテッド・ネイション(the united nation)」といい、英語で「カントリー」ではなく、「ネイション」を用いる。
英語の「ステート」は、政府のある国を指すが、アメリカでは州のことをいう。また、、教会と対比して使うときは、「ステート」は政府や政権を意味する。
英語が得意な人も混乱するアメリカ英語の“なまり”
アメリカの翻訳小説を読んでいると、ときどき「おらぁ、腹へっただ。」というような東北弁が飛び出してくることがある。アメリカの方言に日本の東北弁を当てるというのも妙な話なのだが、アメリカ英語ののなまりを感覚的に伝えるのには都合がいい方法なのだろう。
広いアメリカでは、地域ごとに特徴のある方言が話されているが、一般的なアメリカ英語とされるのは、中西部から西海岸にかけて話されている英語である。一方なまりが強いのが南部方言で、単語を伸ばし、ゆっくり話すところに特徴がある。
例えば、南部の州では「99」を英語で「ナ~ンティナ~ン」という風に発音する。同じように「my」は「マ~」、「eye」は「ア~」、「price」は「プラ~ス」と発音する。また、「you hear」を縮めた「y'hear」(ユヒア)のような発音があるのも特徴的だ。全体的に、のんびりした感じを与える発音が多い。
一方、ニューイングランドと呼ばれる北東部の諸州には、いわゆる「東部なまり」がある。「bird」を「ボイド」、「perfect」を「ポイフェクト」のように発音したり、「there」を「デア」、「mother」を「マダー」のように発音するのが特徴だ。
英語でストリートとアヴェニューは?
英語に比べて日本の街路は「靖国通り」「河原町通り」と「○○通り」で表すことが多く、長い道の場合、「○○線」となることが多い。アメリカではどうかといえば、これは日本よりはるかに複雑である。英語で「ストリート(streat)」「アベニュー(avenue)」「ブルバード(boulevard)」「ロード(road)」「ハイウェイ(highway)」「アレイ(alley)」などが用いられる。英語のこれらは、英語で一定の決まりに沿って使い分けられている。まず、英語のストリート、アベニュー、ブルバードはよく似ていて、いずれも街中を走る大きな道のこと。訳し分けると、英語のストリートは街路、英語のアベニューは広い道か並木道。英語のブルバードは大通りといったニュアンスだ。ただし、ニューヨークでは、英語で「ストリート」と英語の「アベニュー」は厳密に使い分けられている。英語で「ストリート」は東西に走る道、英語で「アベニュー」は南北を走る道を指す英語で「アレイ」は街中を走る道でも、小さな狭い道、小道を指す。さらには、路地、裏通りという意味もある。
英語で「ロード」は『カントリー・ロード』という歌があるように、町と町を結ぶ田舎道のこと。英語で「ハイウェイ」は英語の「ロード」より大きい2車線以上の舗装道路のことで、遠距離を結ぶ道路を指す。