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英会話、英単語、慣用句等をわかりやすく、楽しく説明しています。
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英語でクーラーは?
英語で「クーラー」は冷房装置のことではない
日本の家電製品は世界中で高い評価を受けているが、その名前は、日本でしか通用しないものが少なくない。例えば「ビデオ・デッキ(video deck)」は、欧米では、「ビデオカセット・レコーダー(videocassette recorder)」と呼ぶ。「ビデオ・デッキ」の「デッキ」は、音楽などの再生機器を意味し、日本人はその再生機能に焦点を当て、「ビデオ」と「デッキ」を組み合わせたのだが、日本独自のカタカナ語にしかならなかった。「ホット・カーペット(hot carpet)」も海外では通じない。確かに「熱湯」を「ホットウォーター」と言うが、電気暖房器具に「ホット」は使わない。英語では、「エレクトリック・カーペット(electric carpet)」だ。「クーラー(cooler)」も、英語では「冷やすもの」と言う意味しかない。日本のクーラーは、英語では「エア・コンディショナー(air conditioner)」である。

英語の「ソーイング・マシン」が「ミシン」になったワケ
英語で「ミシンはカタカナで書くから、英語に違いない」と思っている人はいないだろうか。確かに、この言葉、英語由来であることは間違いないのだが、外国人にミシンと言っても全く通じない。それもそのはず、ミシンは英語で「ソーイング・マシン(sewing machine)」と言い、このマシン(=機械)と言う部分だけが、日本でなまって、ミシンと呼ばれるようになった。英語から大きく転訛した言葉としては、「レモネード(lemonade)」が「ラムネ」になった例が知られているが、実はミシンもこれと同じタイプの和製英語なのである。ミシンは、16世紀のイギリスで発明され、1854年のペリー来航の際に将軍家に送られたのが、日本でデビューとされている。やがて、ミシンは「シュウイング・マシネ」(縫う機械)と言う名で紹介され、戦前はあまり普及しなかったが、第二次世界大戦後、一般家庭用の需要がどんどん伸びていった。そうこうする内に、「ソーイング」が省略され、単に「ミシン」とだけ呼ばれるようになったのだ。

 

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