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英会話、英単語、慣用句等をわかりやすく、楽しく説明しています。
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間違いだらけの和製英語
英語の「RV」「ライトバン」と言う車種はアメリカにはない!
レジャー用に人気の「RV」車と言えば、「レクリエーション・ビーグル(recreational vehicle)」の略だ。立派な英語の略のように思えるが、アメリカ人には通じない。アメリカでは、「RV」車のことを、「スポーツ・ユーティリティ・ビーグル(sports utility vehicle)」と言う。「ライトバン(light van)」となると、もっと通じないカタカナ語だ。ライトバンは後部に荷物を手軽に積み込める車であり、手軽な(ライト)クルマ(バン)ということで、この名が日本で付けられた。アメリカでは、「ステーション・ワゴン(station wagon)」と言う。「ステーション・ワゴン」と言うと、日本ではライトバン型ではなく、貨物兼用乗用車を指す。この日本で言う「ステーション・ワゴン」型は、アメリカでは「エステート・カー(estate car)」となるから、ますますややこしい。「オープン・カー(open car)」も、和製英語。車の屋根を取り外して、オープン状態にできる車ということで日本ではこの名が付けられたが、アメリカでは「コンバーチブル(convertible)」と言う。ほろ方自動車のことだ。日本が得意とする「オートバイ」も、「自動の(auto)自転車(bicycle)」と言う意味で作られた和製英語。英語では「モーターサイクル(motorcycle)」か「もーたーばいく(motorbike)」だ。

英語でクリスマスイブは?
英語の「クリスマス・イブの夜」だと12月23日を指す?
12月25日と言えば「クリスマス」、その前日の24日は「クリスマス・イブ(Christmas Eve)」と呼ばれる。近年は、24日の夜がクリスマス・シーズンの華とも言われ、「クリスマス・イブの夜」と言ったら、「クリスマス前夜の夜」と言うことで、12月23日にも受け取られてしまう。また、12月25日の「クリスマス」は、英語では「Christmas Day」。これで、クリスマス祭日の意味になる。ちなみに「イブ」は、大晦日にも使われ、「ニュー・イヤーズ・イブ」と言えば「大晦日を指す」。

 

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英語でフライドポテトは?
英語圏のアメリカには「ガードマン」はいない?!
警備会社の警備員は、日本では「ガードマン(guardman)」と呼ばれる。これも、日本独特のカタカナ語。英米では「セキュリティ・ガード(security guard)」か、ただの「ガード」だ。「ガードマン」と言う和製英語を作ったのは、セコムの前身の日本警備保障という会社。それまで「警務士」と言われていた警備員を、カタカナで「ガードマン」と呼ぶようにしたのである。その「ガードマン」と言う造語が日本で定着したのは、1960年代に放映されたテレビドラマ『ザ・ガードマン』が大人気を博したからだ。『ザ・ガードマン』は、日本警備保障をモデルに作られ、「ガードマン」と言う言葉が頻繁に使われた。それで、日本人の頭には「ガードマン」と言う言葉が刷り込まれたと言うわけ。

英語で「フライド・ポテト」と注文しても通じない?
ファーストフード店で人気の「フライド・ポテト(fried potato )」。この「フライド・ポテト」、本場アメリカのファーストフード店で、注文しても通じない。「フライド・ポテト」は、イモを揚げた料理だから言葉自体は間違いではないが、アメリカでは「フレンチ・フライズ(French fried potatoes)」と呼ばれている。「フレンチ・フライズ」とは、「フランス風の揚げ物」と言う意味。フライド・ポテトのルーツはヨーロッパ大陸で18世紀、ベルギーで生まれたと見られている。それがフランスにも広まり、料理の付け合わせとなった。第一世界大戦でパリにやってきたアメリカの兵士達は、ステーキの付け合せに出てきた「フライド・ポテト」を味わい、そのうまさを知る。
やがてアメリカでも「フライド・ポテト」が流行り、アメリカではフランスからやってきた料理と言うことで、「フレンチ」の名がついたのである。ちなみに、イギリスではたんに、「チップス(chips)」と呼ばれている。
 

英語圏の和製英語
ネイティブには通じない英語もどきのニッポン語
英語で「ヴァージン・ロード」は実際には存在しない
西洋式の結婚式では、花嫁が父親に手をとられ、「ヴァージン・ロード(virgen road)」を歩く光景が見られる。たいてい、赤や白の絨毯が敷いてあるが、コノ「ヴァージン・ロード」は和製英語だ。欧米でも、花嫁の入退場の通路が用意されるが、単に「アイル(aisle)」(通路)と呼ばれている。日本の「ヴァージン・ロード」は、未婚の女性を意味する「ヴァージン」に、道を意味する「ロード」を組み合わせたもの。結婚式場が、「ヴァージン・ロード」という言葉を作り、結婚式の演出に使い始めたのが、始まりのようだ。

英語での「キスマーク」には二通りある
ワイシャツについた口紅の跡や喉元についたキスの跡を、日本では「キスマーク(kiss mark)」と呼ぶが、これは日本でしか通じない和製英語。日本で「キスマーク」と呼ぶものを英語で表現すると、二つに分かれる。一つは、ワイシャツなどについた口紅の跡で、これは文字通り「リップスティック・マーク(lipstick mark)」。もう一つは、喉元などについた激しいキスの跡で、これは「パッション・マーク(passion mark)」、あるいは「ラブ・バイト(love bite)」。つまりは「情熱の印」、又は「愛の噛み傷」となる。
 

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