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英語でフライドポテトは?
英語圏のアメリカには「ガードマン」はいない?!
警備会社の警備員は、日本では「ガードマン(guardman)」と呼ばれる。これも、日本独特のカタカナ語。英米では「セキュリティ・ガード(security guard)」か、ただの「ガード」だ。「ガードマン」と言う和製英語を作ったのは、セコムの前身の日本警備保障という会社。それまで「警務士」と言われていた警備員を、カタカナで「ガードマン」と呼ぶようにしたのである。その「ガードマン」と言う造語が日本で定着したのは、1960年代に放映されたテレビドラマ『ザ・ガードマン』が大人気を博したからだ。『ザ・ガードマン』は、日本警備保障をモデルに作られ、「ガードマン」と言う言葉が頻繁に使われた。それで、日本人の頭には「ガードマン」と言う言葉が刷り込まれたと言うわけ。
英語で「フライド・ポテト」と注文しても通じない?
ファーストフード店で人気の「フライド・ポテト(fried potato )」。この「フライド・ポテト」、本場アメリカのファーストフード店で、注文しても通じない。「フライド・ポテト」は、イモを揚げた料理だから言葉自体は間違いではないが、アメリカでは「フレンチ・フライズ(French fried potatoes)」と呼ばれている。「フレンチ・フライズ」とは、「フランス風の揚げ物」と言う意味。フライド・ポテトのルーツはヨーロッパ大陸で18世紀、ベルギーで生まれたと見られている。それがフランスにも広まり、料理の付け合わせとなった。第一世界大戦でパリにやってきたアメリカの兵士達は、ステーキの付け合せに出てきた「フライド・ポテト」を味わい、そのうまさを知る。
やがてアメリカでも「フライド・ポテト」が流行り、アメリカではフランスからやってきた料理と言うことで、「フレンチ」の名がついたのである。ちなみに、イギリスではたんに、「チップス(chips)」と呼ばれている。