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英語でチアガールは?
英語で「パワー・アップ」は、人間には使わない!
日本では、よく「~アップ」と言うカタカナ語を使う。例えば、「資料をリスト・アップする」「わが街のイメージ・アップ」「大会に備えてパワー・アップ」などといった具合だが、これらのカタカナ語はアメリカ人には通じない。「リスト・アップ(list up)」は、英語では単に「リスト(list) 」と言う。「リスト」だけで、目録を作る意味があり、「アップ」は不要なのだ。「イメージ・アップ(image up)」は、英語にはない言葉。「イメージ」には「想像する」という意味があるが、想像することを「アップ」させることはできない。心象をよくするという意味なら、「インプルーブ・ワンズ・イメージ(improve one's image)」と言う。「パワー・アップ(power up )」は、日本では「力を向上させる」意味で使われるが、本来の英語では、「機械が始動する」と言う意味になる。その一方、正しい使い方の「~アップ」もある。「スピード・アップ(speed up)」「ドレス・アップ(dress up)」などは、本来の英語と同じ意味で使われている。
英語では通じない「チアガール」と言う言葉が生まれた訳
野球やアメリカン・フットボールの応援席の華、「チアガール」。この「チア(cheer)」には「励ます」「元気づける」と言う意味がある。これに女の子を表す「ガール」が合体して、「チアガール」と言う言葉ができたのだが、これは日本でしか通じない。日本で言う「チアガール」は、アメリカでは「チアリーダー(cheer-leader)」だ。日本で「チアガール」と言う言葉が生まれたのは、日本の応援団がもともとはガクラン姿の男ばかりだったからだろう。そこの、アメリカ風のミニスカートの女の子が加わったから、男女を区別するために「チアガール」と呼ぶようになったようだ。