忍者ブログ
英会話、英単語、慣用句等をわかりやすく、楽しく説明しています。
 168 |  167 |  166 |  165 |  164 |  163 |  162 |  159 |  161 |  160 |  158 |
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

英語でプラスアルファは?
英語で「フリー・チケット」とは本来はこんなチケットのこと
日本ではよく「フリー~」と言うカタカナを見かけるが、その多くは和製英語。例えば「フリー・サイズ(free size)」は、英語にはなく、英語では「ワンサイズ・オブ・オール(one size of all)」と言う。「フリー(free)」には、「制限のない」と言う意味がある。そこから「制限のないサイズ」と言うカタカナ語が作られたのだが、「制限のないサイズ」と言っても、英語では通じない。英語では、「全てに通じる一つのサイズ」というわけだ。また、「フリー・チケット(free ticket)」と言うと、日本では「乗り降り自由なチケット」とか「出入り自由なチケット」と言う意味になる。しかし「フリー」には「無料の」と言う意味があり、英語の「フリー・チケット」は「無料券」を指す。「フリー・マーケット」も、誤解の上に成り立った和製英語といえる。日本には、英語では、「フリー・マーケット」を「free market」とかくと勘違いしている人が多いようだが、正しくは「flea market」と書く。この「flea」は「蚤」のことであり、のみの飛び跳ねているような骨董品、ガラクタを売っている市が、本来の「フリー・マーケット」(「蚤の市」)なのだ。

英語で「プラスアルファ」と言う表現は、こんな誤解から生まれた。
日本人は何かを付け加える時、「プラスアルファ(plus α)」と言う言葉をよく使う。「氏に企画には、何かプラスアルファがないと売れないよ」などというのだがこの「プラスアルファ」の日本独特のカタカナ語だ。「α」は、ギリシャ・アルファベットの最初の文字である、英語の「A」に当たる。だから、「アルファ」に深い意味はないのだが、「プラスアルファ」と言う言葉が生まれたのは、日本人
の読み違いに端を発する。「プラスアルファ」は、英語では「プラスエックス(plus X)」。数学の方程式で未知数に「X」を使うように、英語の「X 」には未知のものと言う意味がある。「プラスエックス」なら、道のものを加えると言う意味に相応しい。その「プラスエックス」が正しい形で日本に上陸し損ねたのは、日本人が筆記体の「x」を、ギリシャ語の「α」に見間違えたから。その見間違えがに日本では定着し、「プラスアルファ」と言う言葉が使われるようになったのである。
 

PR
♥ Admin ♥ Write ♥ Res ♥
フリーエリア
ブログ内検索
バーコード
アクセス解析
Copyright ©  今から英語、もう一度英語  All Rights Reserved.
*Material by *MARIA  / Egg*Station  * Photo by Kun  * Template by tsukika
忍者ブログ [PR]