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英会話、英単語、慣用句等をわかりやすく、楽しく説明しています。
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英単語 由来 語源
英語で「今日」「今晩」「明日」は、それぞれ「トウディ(today)」「トウナイト(tonight)」「トウモロウ(tomorrow)」となる。いずれの単語の頭にも「to」がつくが、これは偶然ではない。「today」 「tonight」 「tomorrow 」は、いずれももとは2つの単語で、副詞的に使われていた。つまり、「to day」で「昼に」、「to night」で「夜に」、「to morrow」で「朝に」というように使われていたのだ。
それが頻繁に使われるうちに、たとえば「to day」は、まず、「-」がついて「to-day」となり、やがて「today」というひとつの単語になったのだ。また、「to day」はもともとは「昼に」と言う意味だったが、電気のない時代は、昼にたいていのことをすませたため、そこから「今日」という、より広い意味に変化した。

英単語 由来 語源
英語で列車やホテル、レストランの予約を取り消すことを、英語では「キャンセル(cancel)」という。この「キャンセル」は、ラテン語の「canceli」からうまれた言葉だが、もとのラテン語に「取り消す」という意味はなかった。
ラテン語の「canceli」は「格子」を意味したのだが、「格子」を意味する言葉が「取り消し」の意味になったのは、当時の筆写事情による。
かつて、紙は貴重品だった。だから、書き損じたときには、今のようにクシャクシャと丸めてすてるなんてとんでもない話で書き損じた部分に「×」という二重の×印をつけて使用した。この二重の×印が格子状であるところから、「×」は「canceli」と呼ばれるようになった。
この取り消し印を表すラテン語の「canceli」が、やがて「取り消し」を意味するようになり、英語にもなった。

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英語 捨てぜりふ
テレビドラマや映画で、ヒーローにやっつけられた悪役が逃げ去るときに、「覚えてろ!」というせりふを吐くことがある。こういう強がりのことを、日本語では「捨てぜりふ」という。
一方、英語では、「He gave me a parthian shot. “I'll show you."」(彼は私に向かって「覚えてろ」と捨てぜりふを吐いた)というふうに、「パルシャンショット(parthian syot)」が「すてぜりふ」の意味になる。
「パルシャン」とは、紀元前2~1世紀にイラン北東部に存在した、古代国家パルティアの人々のこと。彼らパルティア人は、騎兵戦に非常に強い民族で、ローマ軍を大いに苦しめた。というのも、彼らは「逃げながら戦う」という戦闘スタイルで、逃げるふりをして、追ってくる敵を振り向きざまに弓矢で射抜くという戦法を得意にしているのだ。この戦術から転じて「捨てぜりふ」の意味で使われるようになった。

英単語 由来
ニューヨーク市の象徴の一つは「摩天楼」といわれるビル群。その筆頭は「エンパイア・ステート・ビル(Empire state building)」だ。地上102階、381メートルの高さは、同じニューヨークに世界貿易センターが完成するまでは、世界一だった。2001年のテロによって世界貿易センターが崩壊したのちは、再びニューヨークでもっとも高いビルになっている。
「エンパイア・ステート・ビル」は、ニューヨーク州にあることから、この名がついた。ニューヨーク州の人口は、1960年の途中までアメリカ最大で、アメリカの経済や文化の中心地であり続けてきた。そこから、ニューヨーク州は、「エンパイア・ステート(empire state)」、訳して「帝国州」という異名を持つようになった。
帝国州を代表するビルが建てられたとき、その異名をとって「エンパイア・ステート・ビル」と名付けられたのである。ただ一時は空室が多く、「エンプティ(empty)・ステート・ビル」と揶揄された時代もあった。

 

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