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英会話、英単語、慣用句等をわかりやすく、楽しく説明しています。
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英語でジョッキーとは?
英語で競馬の騎手「ジョッキー」のちょっと意外な由来
競馬の騎手のことを、英語では「ジョッキー(jockey)」と呼ぶ。これは、競馬の本家であるイギリス生まれの言葉だ。 かつてスコットランドでは、田舎の若者のことを指して、「Jock」と呼んでいた。「Jock」は、英語の人名「Jack」のスコットランド風になまった言い方である。スコットランドの田舎の若者には、馬商人が多かったため、いつしか「Jock」は、馬商人を意味する言葉となった。
馬商人に「ヘイ、ジョッキー」などと呼びかけているうち、馬に乗る人にも同じ言葉をかけるようになった。こうして、騎手は「ジョッキー」と呼ばれるようになったのだ。

英語でケチのことを「スクルージ」というのは、あの小説から
文豪ディケンズの「クリスマス・キャロル」の主人公「スクルージ(Scrooge)」の名は、有名になって名前そのものが一般化してしまった例である。高利貸を営むスクルージは、ケチで強欲で人を愛することのできない老人。彼は、クリスマスを祝う人々の幸せそうな様子に我慢できないでいると、そこへかつての仕事の相棒、ジェイコブ・マーレイの亡霊が現れ、スクルージの過去、現在、未来を見せ、悔い改めさせる、というのがあらすじ。日本でも、クリスマスが近づくと、あちこちの舞台で上演される有名な作品だ。
スクルージの名前は、英語の「スクリュー(screw)」(無理やり取る)や「スクイーズ」(搾り出す)からの造語と考えられるが、作品があまりに有名なため、今ではスクルージというだけで、「ケチ、守銭奴」の意味になる。
「ベニスの商品」の高利貸しシャイロック(Shylock)が、「冷酷で無慈悲な高利貸し」の意味で使われているのと同様だ。
 

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英単語でバッバ
英語でアメリカ南部で親しい人を「バッバ」と言うのはなぜか?
アメリカ南部にいくと、男性が「バッバ(bubba)」と言う耳慣れぬ英語で呼ばれていることがある。これは男性同士、特に年少のものが年上のものを呼ぶときの南部独特の言葉で、「ブラザー(brother)」がなまったものである。「ブラザー」には「兄弟」と言う意味のほかに、「仲間」「相棒」「兄貴」と言った意味もある。
この「ブラザー」は、地方によって方言化し、例えば「ブブ(bub)」と言えば、ブラザーがなまって、「坊や」と言う意味になった方言。これが南部に行くと、別のなまり方をして、「バッバ」となったのである。

英語でイギリスの国会議事録が「ハンサード」のなった感動的な出来事とは?
イギリスの国会議事録は、「ハンサード(Hansard)」と呼ばれる。こう呼ばれるようになったのは、19世紀初頭からのことで、ロンドンの印刷業者ハンサードの名にちなむ。ルーク・ハンサードは、18世紀後半から、イギリスの下院議事録の編纂・出版を請け負っていた。その議事録は、仕上がりが早い上に、正確なものだった。ハンサードは、民間の印刷業者に過ぎなかったが、イギリス政府はハンサードの仕事に何度も恩恵を受けた。海の向こうのフランスで革命が勃発した時、イギリスでは極秘調査委員会が組織された。その報告書もハンサードは24時間で仕上げ、ピット首相の元に届けた。ハンサードの仕事は、余人を持って代えがたく、こうした実績から、イギリスでは国会議事録を「ハンサード」と呼ぶようになったのだ。

 

英単語 ナポレオン
英語で「有名人の最後の言葉」とは決してほめ言葉ではない?
「余の辞書に不可能と言う文字はない」とは、言わずと知れたナポレオンの言葉。だが、そんな威勢のいい言葉をはっしても、結局は戦いに敗れて島流しになってしまった。こんなふうに、歴史上の人物が残した名セリフには聞こえはいいが、実体が伴わないもの少なくない。「これは、全ての戦争を終わらせるための戦争だ」とか「人類は同じ過ちを繰り返さない」とか。そこから英語では、「famous last words」(歴史上の有名人が死に際に残した言葉)が、「真実味に欠けた言葉」という皮肉で使われるようになった。例えば、「社長が、今年の冬のボーナスははずむって、言ってたぜ」と言うセリフに対して、「Famous last words」(口だけだよ)と切り返すのである。

英単語 白鳥
英語で人生最後の作品が「白鳥の歌」と呼ばれるマル秘エピソード
夏目漱石の「明暗」、太宰治の「グッドバイ」、三島由紀夫の「天人五衰」(四部作『豊饒の海』第四巻)といえば、いずれも絶筆となった作品。英語では、こうした作家の最後の作品を「白鳥の歌(swan song)」と言う。これは、「白鳥は、死の直前に美しい声で歌う」と言う古い言い伝えに由来する。このロマンチックな言い伝えが、多くの詩人に読まれたこともあって、やがて作家に限らず、芸術家の最後の作品と言う意味で使われるようになった。また、新聞や雑誌では、大統領や首相の退陣声明の意味で使うこともある。ただし、「白鳥は、死ぬ直前に美しい声で歌う」と言うのは、人間の生み出した作り話。そもそも白鳥は、歌うような鳴き声は出さない鳥だ。
 

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