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英会話、英単語、慣用句等をわかりやすく、楽しく説明しています。
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英語では親指だけが「冷遇」されているワケ
英語で「サム(thumb)」(親指)といえば「不器用」の象徴である。親指だけでケータイメールを打ちまくる、今の若者にはピンと来ないかもしれないが、それを端的に表しているのが、「I'm all thumbs.」(私はすごく不器用で)という慣用表現だ。太くて短い親指は、細かい作業に向いているとは言えない。そこから「全部が親指」→「不器用」の意味になる。同じ表現に「I have ten thumbs」というのもある。そもそも英語では、親指は「指」の仲間に入らない。日本語では「親指」「人差し指」「中指」…と5本全てを「指」で表すが、英語では「フォー・フィンガー(four finger)」(人差し指)、「ミドル・フィンガー(middle finger)」(中指)、「リング・フィンガー(ring finger)」(薬指)、「リトル・フィンガー(little finger)」(小指)という4本の「指」に、「サム」(親指)が加わっているという考え方をするのだ。もう一つ、親指が登場するイディオムに「rule of thumb」がある。こちらは「経験則、大体の目安」という意味。その昔、酒造業者が酒に親指をつけ、経験をもとに温度を測ったことに由来する。

英語で野次は?
英語で「ブルルルル」という野次が「ブロンクスの激励」と呼ばれるわけ
マンハッタンの北、ニューヨーク・ブロンクス地区に本拠地を置く、メジャーリーグのヤンキース。熱狂的なファンが多く、敵チームに、容赦ない野次が飛ぶ。とりわけよく聞こえてくるのが、唇を震わせて出す「ブルルルル」という下品な音。この手のブーイングは、「ブロンクス・チア」(Bronx Cheer)と呼ばれる。「cheer」(激励)という単語が使われているものの、不満や嫌悪を表すための、れっきとした野次である。なぜ「Bronx Cheer」といわれるかについては諸説あるが、有力なのは、かつてブロンクス・シアター(the Bronx Theater)で、下手な大根役者や気に入らない役者が出てくると、観客がいっせいに野次を浴びせたから、とする説。あるいは、スペインの闘牛場などで観客が発する「ブラヴォ(bravo!)」と、その俗語「branca」に由来するという説もある。

 

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英単語の意味
英語で「彼は快晴な人!」といったらほめ言葉になる?
日本語で「お天気や」と言うと、「気の変わりやすい人、移り気な人」と言う意味。前の日、部下にガミガミ怒鳴っていたと思ったら、翌日は人が変わったように仏顔になる上司など、お天気屋に振り回されて、苦労している人も多いだろう。人間の性格を変わりやすい天気にたとえるのは、よその国でも同じようで、英語にも「ウェザー(weather)」(天気)を使った慣用句がある。たとえば、「He's s fair-weatherman.」(彼はちゃっかりしてるからなあ)と言う言い回しがそうだ。「フェア・ウェザー(fair weather)」はもともと「晴天」の意味。そこから、「いつも晴天」→「調子がいい、ちゃっかりしている」と言う意味で使われるようになった。逆に、どんなときにも親身になってくれる人のことは、「He remained a good friend in all weathers.」(彼はどんな天気(境遇)の時にもよい友達だった)と言う。

英語で「それはギリシャ語だ」と言われたら?
アメリカ人やイギリス人の会話では、「それは私にとってはギリシャ語だ(It's Greek to me )」というセリフが出てくることがある。このセリフは「意味不明」「わからない」と言う意味で使われている。
「ギリシャ語」が、わけのわからない言葉扱いされるのは、ラテン語全盛の時代に端を派している。ラテン語のことわざに、すでに「Graecum est ;non potest legi」と言う言葉があるが、英語では「It is Greek ; it caannot be read .」となり、直訳すれば「それはギリシャ語だ。読めない」となる。古代ローマ時代から、ギリシャ語は難解で、それは後世も変わらなかったというわけだ。このラテン語のことわざを英語で有名にしたのが、シェイクスピアの戯曲『ジュリアス・シーザー』。シーザーが皇帝になるのを拒否したことについて、哲学者キケロが、キャスカという人物に語る場面で、キケロは第三者に立ち聞きされるのを恐れて、ギリシャ語で話す。
聞いているキャスカは何のことかわからず、「それは私にとってはギリシャ語だ」と答えた。シェイクスピアは、ラテン語のことわざを頭に入れて、英語でチンプンカンプンの意味をこう表現したのである。
ギリシャ文明はヨーロッパ文明の根幹にあるものの、ギリシャ語は、ヨーロッパではチンプンカンプンのイメージがあるようだ。「Greek」だけでも、「理解できないこと」を意味するのだ。

英単語 セカンド
英語で「セカンド」が「秒」という意味を持つようになった、やむにやまれぬ事情とは?
「セカンド」には「二番目の」という意味もあるが、「秒」という意味もある。一つの単語で、二つのまるで関係のない意味を持っているのは、なぜだろうか?ラテン語で「二番目の」という意味の「セカンド」に、「秒」という意味が加わったのは、古代ギリシャ時代のことだった。
当時、時間を表す単位は、「アワー(hour)」(一時間)が最小で、それより短い時間を表現する言葉はなかった。一時間より短い時間は、すべて「きわめて小さい」を表す「ミニット(minute)」と呼ばれた。ところが、時代が進むにつれ、一時間より短い時間を「ミニット」と呼ぶと、もっと短い時間を何と呼べばいいのか困るようになった。
そこで、考え出されたのが、ラテン語で「次の」とか、「二番目の」という意味の「セカンド」をつけた「セカンド・ミニット」という表現。やがて、この表現の「ミニット」が略されて、単に「セカンド」と呼ばれるようになった。やがて、「分」や「秒」という時間の単位が作られると、それぞれ「ミニット」「セカンド」の言葉があてられたのである。
その後、この「セカンド」は、英語にも取り入れられたのである。

英語でボクシングで介添え人を「セコンド」と呼ぶににはこんなわけがあった!
ボクシングで、介添え人を「セコンド」と呼ぶのは、なぜか。
ボクシングで、選手の介添え人として働くのが「せこんど(second)」だ。セコンドに着くのは、トレーナーやコーチであることが多いが、「セコンド」のもともとの意味は「二番目」。野球の「セカンド」も、二番目のベースの意味から来ている。
その「セコンド」に介添え人という意味が生じたのは、本来のボクシングのスタイルと関係する。場億寝具の試合では、古くから二人の助手を置いていいことになっていた。その助手自身の多くはボクサーで、次の試合に備える身であったり、助手についた試合が早く終わった場合の代替試合に出る立場だったりした。
かれらには介添えの仕事をしながら、“第二試合”に登場するボクサーでもあったわけだ。そこから、二番目を意味する「セコンド」と呼ばれるようになった。

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