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アメリカンドリーム
英語で「アメリカン・ドリーム」と聞くと、我々日本人は映画スターやスポーツ選手、あるいは企業家として莫大な財産を築くことを連想してしまうが、当のアメリカ人からは、以外にも「マイホームを持つこと」という答えが一番多く返ってくる。そしてその夢をかなえるのに必要なのが、頭金である。
英語では頭金のことを、「ダウン・ペイメント(down payment)」といい、「He made a down payment of $40,000 on the house.」(彼は住宅購入にあたって4万ドルの頭金を支払った)というふうに使う。
日本人と比べて、貯蓄をあまりしないアメリカ人にとって、頭金を貯めるのは非常に大変なことだという。
さて、注意しなければならないのは、この頭金のくだけた表現である。例えば、中古自動車屋に、「New arrival secondhand car10% down」などと書いてあっても、「おお、あの中古車、1割引してるぞ!」と勘違いしてはいけない。これは、「頭金10%でOK」という意味なのだ。同じように、「No money down!」といえば、「頭金なしの後払い」のことである。
一方、バーゲンセールなどのいわゆる「割引」は「10%Off」と表される。
「10%Down」と『10%Off』ではあまりに違いすぎるのだ。十分注意して行動するようにしよう。
オーストラリアの家庭にホームステイすると、帰国の際、こんなことを言われてびっくりするかもしれない。
「ユー・アー・ゴーイング・ホーム・トゥダイ」
「トゥダイ」を「to die」と受け取ってしまうと、「帰国して死ぬ」の意味になり、ドッキリしてしまうのだが、実はこれ、オーストラリア英語の「トゥデイ(today)」のこと。オーストラリア英語の特徴を示す典型的な一例だ。
オーストラリア英語は、イギリス英語と類似点が多く、意味を理解できないような発音はそれほど多くない。とはいえ、この例のように、独特の発音をするものや、オーストラリアでしか用いられない語彙が混じることはある。
日本人にも有名なのは、「ハロー」の代わりに、「Good Day」の縮まった「グッダイ(G'Day)」を用いること。また、「Nice」を「ノイス」と発音したり、相手の話に相づちを打つときに、「Fair go.」と言ったりする。
また、お茶は「cup of tea」が縮まった「cuppa」で表現。「Let's have a cuppa」(お茶にしよう)という風に使う。
アメリカ英語 イギリス英語
イギリスのホテルに宿泊すると、「お部屋へはリフトをお使い下さい」と言われ、「山の上に部屋があるのか!」と驚いた人もいるだろう。ところが、イギリスで英語で「リフト(lift)」と言えば、アメリカ英語でいう「エレベーター(elevator)」のこと。スキー場にあるリフトのことではない。
このほかにも、イギリス英語とアメリカ英語では、同じものに対して違う単語を使うケースが少なくない。イギリス英語で「フィルム(film)」(映画)はアメリカ英語では「ムービー(movie)」だし、イギリス英語で「モバイルフォン(mobile phone)」はアメリカ英語で「セルフォン(cell phone)」といった具合に、単語レベルの違いは数えきれないほどある。
また、イギリス英語とアメリカ英語の間には文法上の違いもある。例えば、「get」の過去分詞「got」を「gotton」というのは、アメリカ式。「He has gotton better.」(彼はよくなってきている。)などと使われる。
また、アメリカ英語で「Do you have~?」というところを、イギリス英語では、「Have you got~?」と表現することが多い。