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英語でストアーとショップの違いは?
英語の「ストア(store)」と「ショップ(shop)」を日本では無造作に使っているが、イギリスやアメリカでは、かなり厳密に使い分けられている。まず、イギリスで英語では「ショップ」というと、小売店や商店のことを指す。一方アメリカでは、小売店や商店を英語で「ショップ」っではなく、英語で「ストア」と呼ぶ。だから、英語で「花屋」を意味する「フラワーショップ(flower shop)」は、イギリス生まれの英語で、薬品店の英語で「ドラッグストア(drug store)」とか、英語で「チェーンストア(chain store)」はアメリカ生まれの言葉だ。
アメリカでも、英語で「ショップ」という単語は使われているが、おもにデパート内の専門店やサービス業の店を指す。だから、アメリカでは、贈答品売り場のことを、英語で「ギフト・ショップ(gift syop)}」と呼ぶ。
一方、イギリスでは、英語で「ストア」は、おもに倉庫、貯蔵庫の意味で使う。あるいは、英語で「百貨店」の意味に用いる。英語で、かばんといえば、日本人にとっては英語で「バッグ(bag)」という単語が身近だが、欧米に出かけると、英語で「バゲッジ(baggage)」とか、英語で「ラゲッジ(luggage)」という単語にもでくわす。英語で「バゲッジ」と英語で「バゲッジ」「ラゲッジ」ではどう違うのだろうか。
英語でまず、「バッグ」は、小さな紙袋から手提げかばん、スーツケースまで、かばん全体を指す。
英語で「バゲッジ」「ラゲッジ」は、ともに旅行用の手荷物を意味するが、このうち、英語で「バゲッジ」はアメリカ人が手荷物を指すときに使う英語の単語。一方、イギリス人は、英語で「バゲッジ」ではなく、英語の「ラゲッジ」を使う。アメリカ人も、英語の「ラゲッジ」を使うときがあるが、それは、カラのスーツケースやかばんを指すときに限られる。
美容院で困らない実用ワザ
髪型を簡単に美容師に伝える方法は?
言葉が不自由な国で困ることに美容院がある。細かいニュアンスを表現するのには相当な語学力が必要だから、説明不足で思い通りの髪形にならず、泣いても泣ききれない、ということもあるかもしれない。
そんな時には、あれこれ説明するよりも、したい髪型の写真を持っていって、
This style , please. (このスタイルにしてください)
Just like in this picture, please. (この写真のようにしてください)
といったほうが間違いない。他には、
Would you cut it a little? (少しだけカットしてください)
I'd like to have a haircut and permanent. (カットとパーマをして欲しいんですが)
などの言い方がある。
「髪を切る」は CUTだけでは足りない
日本では髪を切ることを「カット」という。これはもちろんcutだが、使い方には少し気をつけたい。
英語は日本語より主語に厳格な言葉だから、日本語で「昨日髪の毛を切ったんだ」とか「髪切った?」と聞いたりするのに、
I cut my hair.
Did you cut your hair ?
というのは間違い。自分でカットした場合はこれでいいが、美容院などで誰かにやってもらう場合は、
I had my hair cut yesterday. (昨日髪の毛を切ったんだ)
You got a haircut, didn't you? (髪切ったんじゃない?)
のように表現するのが正しい。 また、髪を切りにいった時は、
I'd like to have a haircut. (髪を切って欲しいのですが) のように言えばいい。
英会話・否定の意思を明確に伝える方法
納得がいかないときはこの一言
どうしても納得がいかないことがあるとき、どう考えてもおかしい時。
そんなとき、日本語で「まったくもー!」などと叫ぶのも、それはそれでいいかもしれないが、英語圏の人々はこんな時なん と言っているのだろうか。
What is this !? (何だ、これは!)
あるいは単に、
What!?(何だよ!)
これだけでも周りの人に、あなたのいかんともしがたい感じが伝わるだろう。
「とんでもない」と強く否定をしたいときは
NO以上に強く相手の言っていることを否定したい場合、そのニュアンスを出すには、
No, way ! (とんでもない)
というのがいい。
ただしこれはカジュアルな言い方なので、したしい間柄の時だけに使うようにしよう。No way !は気兼ねなく率直に「ダメだよ」と言う感じが伝わる言葉なのだ。
また、相手の態度が失礼だったり、ひどい場合には、
Don't be silly. (冗談じゃないよ!)
を使うほうがいい。
相手の言ったことが見当違いの場合は
相手の言った言葉があまりにも見当違いだった場合は、躊躇なく否定してしまおう。こんな時に使えるのが
Far from it ! 「全然違うよ」と言った意味である。
ちなみに、Far from~は「~から遠い」と言う意味であり、
Far from satisfactory.
と言えば「満足とは程遠い」ということになる。あまりにも面白くない映画を見た後などに、つぶやいてみるといいだろう。
誤解であることを相手に伝える方法
不自由な外国語を使っていると、自分が言ったことが何か誤解を与えてしまうことも多いだろう。本当に言いたいことをきちんと分かってもらいたいところだが、そんな時に限ってしどろもどろになってかえって悪い印象を与えてしまいがちなもの。ひとまず、次のように言い訳しておこう。
I didn't mean that. (そういうつもりでいったのではありません)
That's not what I mean. (そういうつもりじゃなかったんです)
でもいい。できればそのあとで、言おうとしたことをきちんと伝えたい。
話の内容が理解できない時はこの一言
相手の話の内容が全く理解できなかったり、読んだ本があまりにも難解だったりするときは、
It's Greek to me. (チンプンカンプンだ)
と答えよう。シェークスピアの『ジュリアス・シーザー』の中のセリフから生まれた言葉で、直訳すれば、『私にはギリシャ語だ」と言う意味。
ギリシャ語が難しいため、勉強中の学生が言い出した言葉だと言う説もある。ギリシャ語どころか英語も今一つ怪しいと言う人にとっては、覚えておけば実に役立つ言葉だろう。