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英会話、英単語、慣用句等をわかりやすく、楽しく説明しています。
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英語で警官に「ギャングウェイ!」と怒鳴られたら…。
事件現場に警官が到着。野次馬が大勢いて道がふさがれている時、英語で大きな声で一言こう叫ぶ。『ギャングウェイ(Gangway!)』
ギャングなどと突然言われると、ちょっとびっくりしてしまうが、言っている内容は、悪党のギャングとはまったく関係がない。英語で「ギャングウェイ」というのは、「道を開けて!」とか「どいたどいた」という意味。英語の「ギャングウェイ」は、もともと船や飛行機のタラップや、劇場・講堂の座席間の通路のようなせまい道を指す言葉。それが転じて「道を開けてくれ」の意味になり、人ごみや通行人をかき分けて前に進む時に使われるようになった。警官のほか、消防活動にあたる消防士などがよく使う。したがって、こう言われたら、人々は脇によけなければならない。ただし、少々乱暴な表現なので、一般の人は使わないほうがよい。

英語の「グリーン」は“安らぎ”のイメージとはほど遠い、という話。
嫉妬や恋心のような激しい感情のことを、「嫉妬の炎をメラメラと燃やす」「恋の炎に身を焦がす」などと表現することがある。このように、日本人にとって、激しい感情には、「炎」、すなわち『赤』のイメージがあるが、英語の世界ではそうではない。英語の世界では、嫉妬心やねたみの感情を、「緑(green)」で表すのだ。
例えば、「She is green with envy.」と言えば、「彼女は嫉妬で緑色になっている→嫉妬心にかられている」の意味。また、「green-eyed monster」は、直訳すれば、「緑の眼をした怪物」だが、これもずばり「嫉妬」のこと。
『He friend's words awoke the green-eyed monster in her mind』(友達の言葉が彼女の心に嫉妬心を目覚めさせた)
などと使う。日本では、健康的ですがすがしいイメージのある「緑」だが、英語の世界では否定的な意味合いで使われることが多く、ほかにも「青臭い、無知の」という意味がある。
『He is as green as grass』は、「彼は草のように緑だ→彼はまったくの世間知らずだ」という意味。日本語のいいイメージにとられると、意味を大きく取り違えるので、注意が必要だ。
 

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