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英会話、英単語、慣用句等をわかりやすく、楽しく説明しています。
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英語でコインのダイムは?
英語ではなぜ、10セント硬貨を「ダイム」と言うのか?
アメリカでは、一般に、25セント硬貨を「クォーター」、10セント硬貨を「ダイム」と呼ぶ。「クォーター」は「4分の1」と言う意味で、25セントは1ドルの4分の1だから、そう呼ぶ理由はわかりやすい。では、なぜ10セント硬貨は「ダイム」と呼ばれるのだろうか?
英語の辞書を引いても、「ダイム(dime)」に「10分の1」と言う意味は出てこない。ところが、「ダイム」の語源をたどると、ラテン語の「デシマ」「デセム」に行き当たる。このラテン語が、「10分の1」と言う意味で、これがフランス語の「ディーム」を経て、英語では、10セント硬貨を表すようになったのである。

英語で25セント硬貨が「ツゥー・ビッツ」と呼ばれる謎
アメリカへはじめて行った時は、25セント硬貨(クォーター)にちょっと戸惑うものだ。日本では、「25」と言う数字になじみがないため、計算する時、まごつくことが多い。例えば、「85セント」と聞いても、とっさに「クォーター3枚とダイム1枚」とは思い浮かばないものだ。それでも慣れてくると、この25セントを便利と思うようになるものだが、アメリカでは、この硬貨を「クォーター」以外に、「ツゥー・ビッツ(two bits)」とも呼ぶ。直訳すれば、「二つのかけら」と言う意味。なぜ、25セント硬貨に、そんなあだ名がついたのだろうか?
18世紀のアメリカでは、スペインのコインのかけらを「ビット」と呼んでいた。当時、スペイン製の1ドル硬貨は銀製で、とても大きかった。そこで、8等分されて使われ、その小片が「ビット」で、12セント半の価値があった。やがて、25セント硬貨が使われるようになると、「ビット」の2倍の価値と言うことで、「ツゥー・ビット」と呼ばれるようになり、それが今も残っているのである。

 

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