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英会話、英単語、慣用句等をわかりやすく、楽しく説明しています。
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英語で手紙の最後に来る「X」の深い意味とは
英文の手紙には、「X」で終わるものがある。あるいは、「X」が何文字か続く形で終わることもある。この「X」がキスの印になったのは、実は親愛の情を表したサインである。その場合、「X」は、キスの印になったのは、「X」がキリスト12使徒の一人、聖アンデレの象徴だったから。アンデレは「X」形の十字架の上で殺されたと言われ、以来、アンデレと「X」は切り離せないものとなった。かつては、書類の最後に「X」を書いたときは、そこにアンデレが存在することを意味し、その書類に書かれたことを必ず守らなければならなかった。このとき、誓いをさらに確かなものにするため、アンデレを象徴する「X」に人々はキスをした。それは誓いを立てるとき、聖書にキスするようなものだが、こうして文末の「X」にキスをするうち、「X」自体がキスの意味を持つようになった。「XX」「XXX」は、親愛の情をよりこめたサインと言うわけだ。ただし、今は「X」に「わいせつな」と言う意味も生じているので、むやみには使わないことだ。

英語で救難信号の「メーデー」と5月1日の「メーデー」のつながりは?
船や飛行機が遭難しそうになったときは、救難信号を発して、救助を求める。その救難信号は、「メーデー(May day)」で統一されている。
この「メーデー」、毎年5月1日に催される労働者の大会であるメーデーとは、全く関係がなく、フランス語に由来する英語である。
フランス語で「助けて」と言うと、「m'aider」となる。この発音が英語の「メーデー」によく似ていた。そこから、船や飛行機が国際無線電話で救助信号を発する時の言葉として使われるようになったのである。

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英語の頭文字は何の意味?
英語で文書の冒頭に「IOU]」とあったら、ご用心!
英語の文書を見たとき、一番上に「IOU」と記されていることがある。あるいは「I.O.U.」となっていることもある。何を意味するかと言うと、借用書のことだ。「IOU」を一文字ずつ読んでいくと、「アイ・オウ・ユー」となり、「私はあなたに借りがあります」という「I owe you」とよく似た発音になる。そこから借用書に「IOU」と書く習慣が生まれたのだ。「owe」を直接書くと、露骨になる。そこでぼかした書き方をすることにしたともいえる。実際に借用書を書くときは、「IOU30$」などと書き、いくら借りがあり、誰からいつ借りたのかを記すのがお約束だ。

英語でポンドを表す単位は、なぜ「Pb」ではなく「Ib」になったのか
イギリスの通貨の単位は「ポンド(pound)」で、これは重量の単位と同じである。重さでいうと1ポンドは、やく0.45キロだ。ポンドを表す記号は「£」または「Ib」で、ともに「I」を用いて表す。普通なら「ポンド」の頭文字である「p」を使いそうなものだが、「I」にしているのには、古い歴史がある。この「I」は、古代ローマ帝国の重量・通貨単位だった「リブラ・ポンドゥス(libra pondus)」の頭文字である。「リブラ」は天秤のことで、「ポンドゥス」は「重さ」を意味した。古代ローマ帝国では、1リブラ・ポンドゥスの銀から240枚のデナリウス銀貨をつくり、ローマ帝国滅亡後も、それはイギリスの通貨体制に残った。イギリスの通貨システムで、1ポンド=20シリング=240ペンスだったのは、そのためだ。また、「ポンド」を表す時は、そのもとになった「libra pondus」から「lb」となった。「£」もまた、「l」の大文字から生まれた単位である。一方、読み方は「リブラ・ポンドゥス」のうち、「ポンド」の部分をとったのだ

英語でナンバーは?
英語で「ナンバー(Number)を略すと、なぜ「No.」になるのか
ベートーベンの「交響曲第9番」が英語では、「Symphony No.9」と記されるように、通し番号のある商品や事物には、しばしば数字の前に「No」が記される。これは「ナンバー」の略であるが、「NUmber」を略すなら、普通は頭文字と末尾の文字から、「Nr.」となりそうなものだ。あるいは最初の2文字をとって「Nu.」となるだろう。それなのに、「Number」の中に含まれない「o」がつかわれ、「No.」となったのは、本家のラテン語を略したものだから。ラテン語には、「番号でいえば」という意味の「Numero」と言う言葉がある。その「Numero」の頭文字「N」と末尾の「o」をつないで「No」となり、これが英語でも使われ、世界に広まったのだ。

英語で「&」は英語で読むと「アンド」でなくなる?
「&」は、英語の苦手な日本人もよく使う記号。「と」の意味で、前の言葉と後の言葉をつなぐ時に用いる。この「&」、正式には「アンパサンド(ampersand)」と呼ばれる。「&」の記号自体は、「アンパサンド」と言う名がつく以前からあり、ラテン語に由来する。ラテン語では「and」の意味を「et」で表し、イギリスでは大文字で「ET」と記した。その筆記体の大文字「E」と「T」が合体し、「&」という記号になった。当時、この「ET」や「&」をどう読んだかと言うと、そのままラテン語式に「et」と読むこともあれば、英語の「アンド」に置き換えることもあった。「&」を「アンパサンド」と呼ぶようになったのは、子供達のアルファベットの覚え方の工夫から始まる。ABCを覚える時かつては「A per se A, B per se B」と覚えていた。「per se」はラテン語で「それ自身」を意味し、「AそれでA自身」となる。さいごの「Z per se Z」の後にもう一つ、「& per se &」と続いた。これが略されて、いつしか「&」を「アンパサンド」と読むようになったのだ。

 

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