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英会話、英単語、慣用句等をわかりやすく、楽しく説明しています。
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英語圏の和製英語
ネイティブには通じない英語もどきのニッポン語
英語で「ヴァージン・ロード」は実際には存在しない
西洋式の結婚式では、花嫁が父親に手をとられ、「ヴァージン・ロード(virgen road)」を歩く光景が見られる。たいてい、赤や白の絨毯が敷いてあるが、コノ「ヴァージン・ロード」は和製英語だ。欧米でも、花嫁の入退場の通路が用意されるが、単に「アイル(aisle)」(通路)と呼ばれている。日本の「ヴァージン・ロード」は、未婚の女性を意味する「ヴァージン」に、道を意味する「ロード」を組み合わせたもの。結婚式場が、「ヴァージン・ロード」という言葉を作り、結婚式の演出に使い始めたのが、始まりのようだ。

英語での「キスマーク」には二通りある
ワイシャツについた口紅の跡や喉元についたキスの跡を、日本では「キスマーク(kiss mark)」と呼ぶが、これは日本でしか通じない和製英語。日本で「キスマーク」と呼ぶものを英語で表現すると、二つに分かれる。一つは、ワイシャツなどについた口紅の跡で、これは文字通り「リップスティック・マーク(lipstick mark)」。もう一つは、喉元などについた激しいキスの跡で、これは「パッション・マーク(passion mark)」、あるいは「ラブ・バイト(love bite)」。つまりは「情熱の印」、又は「愛の噛み傷」となる。
 

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英語でクーラーは?
英語で「クーラー」は冷房装置のことではない
日本の家電製品は世界中で高い評価を受けているが、その名前は、日本でしか通用しないものが少なくない。例えば「ビデオ・デッキ(video deck)」は、欧米では、「ビデオカセット・レコーダー(videocassette recorder)」と呼ぶ。「ビデオ・デッキ」の「デッキ」は、音楽などの再生機器を意味し、日本人はその再生機能に焦点を当て、「ビデオ」と「デッキ」を組み合わせたのだが、日本独自のカタカナ語にしかならなかった。「ホット・カーペット(hot carpet)」も海外では通じない。確かに「熱湯」を「ホットウォーター」と言うが、電気暖房器具に「ホット」は使わない。英語では、「エレクトリック・カーペット(electric carpet)」だ。「クーラー(cooler)」も、英語では「冷やすもの」と言う意味しかない。日本のクーラーは、英語では「エア・コンディショナー(air conditioner)」である。

英語の「ソーイング・マシン」が「ミシン」になったワケ
英語で「ミシンはカタカナで書くから、英語に違いない」と思っている人はいないだろうか。確かに、この言葉、英語由来であることは間違いないのだが、外国人にミシンと言っても全く通じない。それもそのはず、ミシンは英語で「ソーイング・マシン(sewing machine)」と言い、このマシン(=機械)と言う部分だけが、日本でなまって、ミシンと呼ばれるようになった。英語から大きく転訛した言葉としては、「レモネード(lemonade)」が「ラムネ」になった例が知られているが、実はミシンもこれと同じタイプの和製英語なのである。ミシンは、16世紀のイギリスで発明され、1854年のペリー来航の際に将軍家に送られたのが、日本でデビューとされている。やがて、ミシンは「シュウイング・マシネ」(縫う機械)と言う名で紹介され、戦前はあまり普及しなかったが、第二次世界大戦後、一般家庭用の需要がどんどん伸びていった。そうこうする内に、「ソーイング」が省略され、単に「ミシン」とだけ呼ばれるようになったのだ。

 

英語で「アメリカン・コーヒー」なんて飲み物は日本だけ!
日本では、薄く入れたコーヒーを「アメリカン・コーヒー(American coffee)」と呼ぶが、アメリカ人が聞いたなら、何のことかと、きょとんとするだろう。「アメリカン・コーヒー」はアメリカにはなく、日本だけにある飲み物だ。
日本で「アメリカン・コーヒー」と呼ばれる飲み物が登場したのは、アメリカからファーストフードのチェーン店が上陸した時のこと。ファーストフード店で豆のいり方を浅くしたコーヒーを出したところ、これはアメリカ流のコーヒーということで、「アメリカン・コーヒー」と呼ばれ始めたのだ。欧米では、浅い煎り方のコーヒーを「ウィーク・コーヒー(weak coffee)」、あるいは「マイルド・コーヒー(mild coffee)」という。深い煎り方のコーヒーは「ストロング・コーヒー(strong coffe)」だ。「スポーツ・ドリンク(sports drink)」もまた、日本独特の言葉。英語では、「アスレティック・ドリンク(sthletic drink)」、あるいは「ヘルス・ドリンク(health drink)」という。また、アメリカで「クリーム・ソーダ(cream soda)」を注文すると、アイスクリームの浮かんだソーダ水ではなく、バニラの香りのするソーダ水が出て来る。日本人の言う「クリーム・ソーダ」は、アメリカでは「ソーダ・フロート(soda float)」と呼ばれている。

英語でアメリカンコーヒーとは?
英語で「プロマイド」の信じられない語源とは
「プロマイド」といえば、スターを写した葉書大の写真をさすが、実はこんな英語はない。日本で生まれたカタカナ言葉である。「プロマイド」という言葉は、英語で臭素を意味する「ブロマイン(bromine)」に由来する。「ブロマイン」はラテン語で悪臭を意味する「bromos」から派生した言葉で臭素化合物は「ブロマイド(bromide)」となる。写真に使う印画紙も、臭素化合物の一つである臭化銀を使うことから、「ブロマイド」と呼ばれた。
写真の世界では、印画紙はブロマイドの名で定着し、そのうち焼き付けた写真も「ブロマイド」と呼ぶようになった。この「ブロマイド」という言葉が日本に上陸した時、日本人が「ブ」「プ」を聞き間違えて、に日本では、「プロマイド」という“独自”の言葉となったのである。

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