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英会話、英単語、慣用句等をわかりやすく、楽しく説明しています。
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英単語「ディープ・シックス」
英語で「ディープ・シックス」と言う表現に隠された昔の掟とは
英語では、墓地のことは「グレーブヤード(graveyard)」とか、「セメトリィ(cemetery)」と言うが、「ディープ・シックス(deep six)」と言っても同じ意味になる。もともと「ディープ・シックス」と言う言葉は、遺体を埋葬する時は、最低6フィートの穴を掘ることが義務ずけられ、また水葬する時には、最低6フィートの推進が必要とされたことに由来し、そこから「ディープ・シックス」で埋葬や水葬、墓地と言う意味になった。さらに、埋葬するという行為から派生して、ハイフンを入れた「deep-six」は、「放棄する」「打ち捨てる」と言う意味の慣用句となった(最近はハイフンを入れない例も見られる)。実際には、「give it the deep-six」と言う形でよく使われ、たとえば、「Give that bozo the deep-siz」で、「そんな男はうっちゃっておきな」と言う意味になる。

英語で「大きな手」と「小さな手」があるものって、なぁ~に?
英語圏の家庭にも学校にも職場にもある、ひとそろいの「a big hand」(大きな手)と「a little hand 」(小さな手)とは何か?このナゾナゾ、日本人にはやや難しいが、英語圏の人にとっては簡単だ。答えは「時計」。
英語では、「クロック(clock)」(時計)の長針のことを、「a big hand」、短針のことを「a little hand」と言う。日本では「針が正午を指す」などと、「針」で時計の目盛りを表すが、あちらでは、物を指し示す働きのある「手」にたとえるのだ。ちなみに、同じ「大きな手」でも、「Let's give him a big hand.」と言えば、「彼に盛大な拍手を送ろう」の意味になる。そのほか、「clock」を使った慣用表現には、「work against the clock」(時間までにやり終えようと懸命に働く)がある。また、「clock watcher」と言えば、「(終業時刻ばかり気にする)やる気のない勤め人」と言う悪口になる。

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英単語の意味 [WAGON]
英語で「給水車に乗っている」は、何のたとえ?
食事の席で、同席者にお酒をすすめた時、「I'm on the wagon now.」という答えが返ってきたら、びっくりしないだろうか。直訳すれば、「今、ワゴン車に乗っているので」。そのまま受け取ると、チンプンカンプンな話になってしまう。この「on the wagon」には「禁酒している」という意味がある。この「wagon」は、細かく言えば「water wagon」のことで、行軍中の軍隊などが水を運搬するのに用いる「給水車」を指す。なぜ「給水車に乗っている」が「禁酒」の意味になるのかというと、「水しかないところにいる」→「水だけを飲んで、アルコールは飲んでいない」という連想によるもの。逆に、「禁酒を止めている」というときは、「off the wagon」を使えばいい。もっとも、このユーモラスな慣用句は、意味を知っているだけで十分。ふつうは「I have stopped drinking 」という直接的な表現でOKだ。

英語で「重箱の隅をつつく」に使われるアルファベット文字とは
社会人に成り立てホヤホヤの新入社員は、どんなに頑張って企画書を作っても、上司からここはこう変えろとか、これじゃ伝わらないとか、ケチばかり付けられるもの。「そんなに重箱の隅をつつかなくてもいいじゃないか」と思うものだ。この「重箱の隅をつつく」という慣用句は、日本ならではのものだが、英語にも似たようなニュアンスの慣用句がある。「Cross the t's and dot the i's」だ。これは、直訳すると、「tの横線を引き、iの点を打つ」という意味。筆記体で英文を書くとわかるが、「t」の横線と「i」の点は、細かい部分ではあっても、大事なポイント。これを忘れると、「t」「i」の区別がつかなくなってしまう。このことから、この慣用句は、「細かい点にまで気を配る」という、いい意味で使ったり、「些細なことばかり取り上げる」という悪い意味で用いられる。

英単語の意味
英語で「彼は快晴な人!」といったらほめ言葉になる?
日本語で「お天気や」と言うと、「気の変わりやすい人、移り気な人」と言う意味。前の日、部下にガミガミ怒鳴っていたと思ったら、翌日は人が変わったように仏顔になる上司など、お天気屋に振り回されて、苦労している人も多いだろう。人間の性格を変わりやすい天気にたとえるのは、よその国でも同じようで、英語にも「ウェザー(weather)」(天気)を使った慣用句がある。たとえば、「He's s fair-weatherman.」(彼はちゃっかりしてるからなあ)と言う言い回しがそうだ。「フェア・ウェザー(fair weather)」はもともと「晴天」の意味。そこから、「いつも晴天」→「調子がいい、ちゃっかりしている」と言う意味で使われるようになった。逆に、どんなときにも親身になってくれる人のことは、「He remained a good friend in all weathers.」(彼はどんな天気(境遇)の時にもよい友達だった)と言う。

英語で「それはギリシャ語だ」と言われたら?
アメリカ人やイギリス人の会話では、「それは私にとってはギリシャ語だ(It's Greek to me )」というセリフが出てくることがある。このセリフは「意味不明」「わからない」と言う意味で使われている。
「ギリシャ語」が、わけのわからない言葉扱いされるのは、ラテン語全盛の時代に端を派している。ラテン語のことわざに、すでに「Graecum est ;non potest legi」と言う言葉があるが、英語では「It is Greek ; it caannot be read .」となり、直訳すれば「それはギリシャ語だ。読めない」となる。古代ローマ時代から、ギリシャ語は難解で、それは後世も変わらなかったというわけだ。このラテン語のことわざを英語で有名にしたのが、シェイクスピアの戯曲『ジュリアス・シーザー』。シーザーが皇帝になるのを拒否したことについて、哲学者キケロが、キャスカという人物に語る場面で、キケロは第三者に立ち聞きされるのを恐れて、ギリシャ語で話す。
聞いているキャスカは何のことかわからず、「それは私にとってはギリシャ語だ」と答えた。シェイクスピアは、ラテン語のことわざを頭に入れて、英語でチンプンカンプンの意味をこう表現したのである。
ギリシャ文明はヨーロッパ文明の根幹にあるものの、ギリシャ語は、ヨーロッパではチンプンカンプンのイメージがあるようだ。「Greek」だけでも、「理解できないこと」を意味するのだ。

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