忍者ブログ
英会話、英単語、慣用句等をわかりやすく、楽しく説明しています。
 8 |  9 |  10 |  11 |  12 |  13 |  14 |  15 |  16 |  17 |  18 |
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

英単語 「数」
日本人が面食らう「数」の感覚と数え方
英語圏で言う「娘盛り」の驚きの年齢は?
その昔、日本では「鬼も十八、番茶も出花」といわれ、女性は18歳の頃が最も美しいとされた。では、援護件の言い方では、娘盛りは何歳といわれているのだろうか?そういう意味の英語には、「スイート・シックスティーン(sweet sixteen)」という言葉がある。「花の16歳」という意味で、英語圏ではこの辺りを娘盛りとするというわけだ。ただ、本当にその年頃が一番美しいから、こう呼んだかどうかはいささか怪しい。韻を踏むように「s」を繰り返し発音するリズムが、耳に心地よいからではないかとも見られるのだ。たとえば、英語圏には、発音の“準備運動”として、「Six little thistles stick(6つのあざみのとげが突き刺さる)」、「Swan swan over the sea : swim, swim, swan, swim(白鳥が海を泳いだ。泳げ、白鳥、泳げ)といった言い回しがある。「sweet sixteen」という言葉も、「s」そ規則的に発音する語呂のよさから広まったと見られるのだ。

英語で「ティーンエージャー」に10~20歳が含まれない理由とは?
「ティーンエージャーって何歳のこと?」と問われれば、「10代」と答える人が多いだろう。そのため、日本では、11歳や12歳の小学生も「ティーンエージャー」に含まれると思っている人が多い。ところが、英語では12歳以下は含まれず、13歳から19歳までの若者のことになる。英語の数で「ティーン」という接尾辞が着くのは、「13」から「19」までだからである。大昔の人々は、手の指を使って数を数えていた。ところが、手の指は10本しかなく、11個目は一つあまることになる。そこで、11のことを「そして一つ残った」という意味の「イレブン」という言葉で呼んだ。「トゥウェルブ」は「そして二つ残った」という意味である。しかし、13以上は「3と10」「4と10」・・・と数えたので、3や4に10を意味する「ティーン」と付けて表すようになった。だから、「サーティーン」とは「3と10」ということなのである。
 

PR

英単語 愛国主義
英語で狂信的な愛国主義を指す「ショウビニズム」の由来は?
熱狂的で、排他的な愛国主義のことを、「ショウビニズム(chauvinism)」という。これは、あるフランス人の名から生まれた言葉である。そのフランス人は、「ニコラ・ショウヴァン(Nocolas Chauvin)」と言う兵士。彼は、ナポレオン時代の兵士であり、皇帝ナポレオンに絶対の忠誠を誓っていた。
その忠誠心は、ナポレオンが没落し、セント・ヘレナ島に流されても変わらなかった。敗れ去ったナポレオンにもフランスにも、悪いところはなかったと主張する彼の姿は、いつしか喜劇で風刺されるようになった。
そこから、熱狂的な愛国兵士「ショウヴァン」と言う名は、エキセントリックなイメージをもたれ名がら広まり、排他的な愛国主義を指す言葉として、「ショウビニズム」という言葉も生まれたのだ。

英語で私を表す「I」は、なぜ大文字で書くのか
英語の特徴の一つは、「私は」と言う意味の「I」を、文頭であれ文中であれ、常に大文字で書くこと。
これを英語に近い言語であるフランス語やドイツ語と比べると特徴が際立つ。
フランス語の「私は」である「je」や、ドイツ語の「私は」である「ich」は、文中では小文字になる。英語だけが、「私は」を常に大文字で表すのだ。これは印刷技術の発達と関係がある。実のところ、英語の「I」も、かつては小文字で書かれていた。英語の「I」は、もとはドイツ語の「ich」に由来すると見られ、「ich」が英語に入り、やがて「i」だけで「私は」を意味するようになった。 活字印刷のない、手書きの時代はそれで問題なかったが、15世紀以降、印刷技術が大きく発達する。活版で「i」の一文字を印刷すると、なんとも読みづらく、誤植のようにも見えた。加えて、みすぼらしくさえ見えることもあって、「i」を目立たせようとする工夫が加えられた。
一時は「i」に変えて「j」が試されたが、やはり目立たず、大文字の「I」が登場することになったのだ。

 

英単語でバッバ
英語でアメリカ南部で親しい人を「バッバ」と言うのはなぜか?
アメリカ南部にいくと、男性が「バッバ(bubba)」と言う耳慣れぬ英語で呼ばれていることがある。これは男性同士、特に年少のものが年上のものを呼ぶときの南部独特の言葉で、「ブラザー(brother)」がなまったものである。「ブラザー」には「兄弟」と言う意味のほかに、「仲間」「相棒」「兄貴」と言った意味もある。
この「ブラザー」は、地方によって方言化し、例えば「ブブ(bub)」と言えば、ブラザーがなまって、「坊や」と言う意味になった方言。これが南部に行くと、別のなまり方をして、「バッバ」となったのである。

英語でイギリスの国会議事録が「ハンサード」のなった感動的な出来事とは?
イギリスの国会議事録は、「ハンサード(Hansard)」と呼ばれる。こう呼ばれるようになったのは、19世紀初頭からのことで、ロンドンの印刷業者ハンサードの名にちなむ。ルーク・ハンサードは、18世紀後半から、イギリスの下院議事録の編纂・出版を請け負っていた。その議事録は、仕上がりが早い上に、正確なものだった。ハンサードは、民間の印刷業者に過ぎなかったが、イギリス政府はハンサードの仕事に何度も恩恵を受けた。海の向こうのフランスで革命が勃発した時、イギリスでは極秘調査委員会が組織された。その報告書もハンサードは24時間で仕上げ、ピット首相の元に届けた。ハンサードの仕事は、余人を持って代えがたく、こうした実績から、イギリスでは国会議事録を「ハンサード」と呼ぶようになったのだ。

 

♥ Admin ♥ Write ♥ Res ♥
フリーエリア
ブログ内検索
バーコード
アクセス解析
Copyright ©  今から英語、もう一度英語  All Rights Reserved.
*Material by *MARIA  / Egg*Station  * Photo by Kun  * Template by tsukika
忍者ブログ [PR]