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英会話、英単語、慣用句等をわかりやすく、楽しく説明しています。
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英語で金曜日にアメリカ人が叫ぶ、喜びの言葉とは
アメリカ人には、金曜日になると、ニコニコしながら「TGIF」と叫ぶ人がいる。知らない人には、何かのおまじないのように聞こえるだろうが、これは「金曜日万歳」と言った意味になる。「TGIF」は、「Thank you God, it's Friday」の頭文字をつないだもの。直訳するなら、「神様ありがとうございます。今日は金曜日です」。アメリカは週休二日制が普通だから、金曜日の夜から日曜日の夜までたっぷり遊べる。3晩は飲んだり、騒いだり、おしゃべりしたりできる。その楽しい気分を言葉にしたものだ。そして、毎週金曜日には使いたくなる言葉だから、短縮して「TGIF」と言うようになったわけである。一方、休みが終わってしまうと、憂鬱になる。それが、月曜日の「ブルー・マンデー」だ。

英語で比較級、最上級
英語で「ビック」の比較級と最上級は、なぜ「g」を重ねるのか
英語の形容詞は、比較級と最上級に変化する。それぞれ語尾に「-er」「-est」をつけるというのが基本で、これだけならそう難しくない。だが実際は、例外がいくつもあるのが、英語の厄介なところだ。その一つが、「ビガー(bigger)」「ビゲスト(biggest)」と変化する「ビッグ」。中学校の授業では、「短母音+子音の場合は、語尾の子音を重ねる」と教えられるが、なぜわざわざ「g」を重ねなければならないのか、という根本的な理由はわからずじまい。これにはちゃんとした理由があって、仮に「biger」「bigest」と綴ったとすると、ネイティブには「バイガー」「バイゲスト」と読めてしまうのだ。これでは、「big」とは全く別の単語のように聞こえてしまう。
英語の「a」「e」「i」「o」「u」という母音には、2種類の読み方があって、長く読む場合と短く読む場合がある。そして、短く読ませるために使うのが、語尾の子音を重ねるという綴り方。例えば、「ラン(run)」という動詞を進行形にする場合、たんにingをつけて「runing」にすると、「ルーニング」と読めてしまう。そこで語尾の子音を重ねて「ランニング(running)」とし、発音がもとの単語と変わらないようにしているのだ。


 

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英語では親指だけが「冷遇」されているワケ
英語で「サム(thumb)」(親指)といえば「不器用」の象徴である。親指だけでケータイメールを打ちまくる、今の若者にはピンと来ないかもしれないが、それを端的に表しているのが、「I'm all thumbs.」(私はすごく不器用で)という慣用表現だ。太くて短い親指は、細かい作業に向いているとは言えない。そこから「全部が親指」→「不器用」の意味になる。同じ表現に「I have ten thumbs」というのもある。そもそも英語では、親指は「指」の仲間に入らない。日本語では「親指」「人差し指」「中指」…と5本全てを「指」で表すが、英語では「フォー・フィンガー(four finger)」(人差し指)、「ミドル・フィンガー(middle finger)」(中指)、「リング・フィンガー(ring finger)」(薬指)、「リトル・フィンガー(little finger)」(小指)という4本の「指」に、「サム」(親指)が加わっているという考え方をするのだ。もう一つ、親指が登場するイディオムに「rule of thumb」がある。こちらは「経験則、大体の目安」という意味。その昔、酒造業者が酒に親指をつけ、経験をもとに温度を測ったことに由来する。

英語で野次は?
英語で「ブルルルル」という野次が「ブロンクスの激励」と呼ばれるわけ
マンハッタンの北、ニューヨーク・ブロンクス地区に本拠地を置く、メジャーリーグのヤンキース。熱狂的なファンが多く、敵チームに、容赦ない野次が飛ぶ。とりわけよく聞こえてくるのが、唇を震わせて出す「ブルルルル」という下品な音。この手のブーイングは、「ブロンクス・チア」(Bronx Cheer)と呼ばれる。「cheer」(激励)という単語が使われているものの、不満や嫌悪を表すための、れっきとした野次である。なぜ「Bronx Cheer」といわれるかについては諸説あるが、有力なのは、かつてブロンクス・シアター(the Bronx Theater)で、下手な大根役者や気に入らない役者が出てくると、観客がいっせいに野次を浴びせたから、とする説。あるいは、スペインの闘牛場などで観客が発する「ブラヴォ(bravo!)」と、その俗語「branca」に由来するという説もある。

 

英語で「音楽に顔を向けよ」って、一体全体どんな意味?
英語で「face the music」を直訳すると、「音楽のほうに顔を向けよ」と言う意味になる。これでは、何を意味するのかよくわからないが、この言葉の生まれたシチュエーションを理解すれば、その意味は明らかになってくる。例えば、舞台に立つ役者が、セリフをとちったとする。それが、最高に盛り上がる場面であれば、観客はしらけてしまう。アメリカでは、大ブーイングが巻き起こってもおかしくはない。一方、セリフをとちった役者は、穴があったら入りたいほどで、とても客席を正視できない。しかし、そんな時でも、「the music(オーケストラ・ピット=オペラやバレエでオーケストラが演奏する舞台前の席)のほうに顔を向けよ」というのが、「face the music」の語源である。オーケストラ・ピットの背後には、観客がいる。すなわち、この言葉は「観客の批判をしっかり受け止めよ」という意味であり、そこから、「自分の行為の責任を取る」とか、「潔く、世間の批判を受け入れる」という意味で使われている。

英語でお役所仕事とは
英語で「赤いテープ」で「お役所仕事」の意味になるのは、こんな事情から
仕事の合間を縫って役所を訪れたところ、窓口をたらいまわしにされてがっくり。こんな場面に出くわすと、「これだから、お役所仕事ってやつは」と文句の一つもいいたくなる。これは、何も役所に限ったことではないが、どんな組織も大型化すると、業務ルールや手順にのっとらないと動けなくなり非効率になるから。このように、何をするにも融通が利かなくて無駄の多い仕事振りを、日本では「お役所仕事」と言って揶揄する。事情は外国でも同様で、英語にも「bureaucratic process」(お役所流の手続き)と言う表現がある。さらにユニークなのは、「red tape」と言う慣用句だ。直訳すると「赤いテープ」と言うことだが、意味はズバリ「お役所仕事」。こんな言い回しがうまれたのは、18~19世紀のイギリスにいは、公文書を赤いリボンで結わえる習慣があったから。お役人達は、その赤いリボンを結んだり解いたりするのにも、時間がかかると言う、からかいの気持ちが込められている。イギリスの評論家・歴史家のトーマス・カーライルが、この言葉でイギリス政府の官僚主義を槍玉に挙げ、その後、慣用句として定着した。

 

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