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英会話、英単語、慣用句等をわかりやすく、楽しく説明しています。
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英語で「音楽に顔を向けよ」って、一体全体どんな意味?
英語で「face the music」を直訳すると、「音楽のほうに顔を向けよ」と言う意味になる。これでは、何を意味するのかよくわからないが、この言葉の生まれたシチュエーションを理解すれば、その意味は明らかになってくる。例えば、舞台に立つ役者が、セリフをとちったとする。それが、最高に盛り上がる場面であれば、観客はしらけてしまう。アメリカでは、大ブーイングが巻き起こってもおかしくはない。一方、セリフをとちった役者は、穴があったら入りたいほどで、とても客席を正視できない。しかし、そんな時でも、「the music(オーケストラ・ピット=オペラやバレエでオーケストラが演奏する舞台前の席)のほうに顔を向けよ」というのが、「face the music」の語源である。オーケストラ・ピットの背後には、観客がいる。すなわち、この言葉は「観客の批判をしっかり受け止めよ」という意味であり、そこから、「自分の行為の責任を取る」とか、「潔く、世間の批判を受け入れる」という意味で使われている。

英語でお役所仕事とは
英語で「赤いテープ」で「お役所仕事」の意味になるのは、こんな事情から
仕事の合間を縫って役所を訪れたところ、窓口をたらいまわしにされてがっくり。こんな場面に出くわすと、「これだから、お役所仕事ってやつは」と文句の一つもいいたくなる。これは、何も役所に限ったことではないが、どんな組織も大型化すると、業務ルールや手順にのっとらないと動けなくなり非効率になるから。このように、何をするにも融通が利かなくて無駄の多い仕事振りを、日本では「お役所仕事」と言って揶揄する。事情は外国でも同様で、英語にも「bureaucratic process」(お役所流の手続き)と言う表現がある。さらにユニークなのは、「red tape」と言う慣用句だ。直訳すると「赤いテープ」と言うことだが、意味はズバリ「お役所仕事」。こんな言い回しがうまれたのは、18~19世紀のイギリスにいは、公文書を赤いリボンで結わえる習慣があったから。お役人達は、その赤いリボンを結んだり解いたりするのにも、時間がかかると言う、からかいの気持ちが込められている。イギリスの評論家・歴史家のトーマス・カーライルが、この言葉でイギリス政府の官僚主義を槍玉に挙げ、その後、慣用句として定着した。

 

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