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英会話、英単語、慣用句等をわかりやすく、楽しく説明しています。
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英単語 ウィスキーの綴り
ウィスキーと一口に言っても、英語では「whiskey」と語尾のほうに「e」をいれて綴る場合と、「whisky」と綴る場合とがある。
「whiskey」は、アメリカのケンタッキー州バーボン郡を中心に造られる「バーボン(bourbon)ウィスキー」のこと。アイリッシュ・ウィスキーの産地アイルランドでも、この語が使われることが多い。
一方、「whisky」という綴りは、アメリカでは輸入もののウィスキー、特にスコットァンド産のスコッチ・ウィスキーを指す。イギリスでもこう書くと、スコッチ・ウィスキーのことになる。

英単語 ポケット・レタス
日本では、惜しげもなく大金を使うことを「札びらを切る」という。札びらの「びら」は、薄いものを指す語で、同じイメージから、「花びら」や「宣伝ビラ」というふうにも使われている。
アメリカ人にとっても、お札には似たようなイメージがあるようで、一枚一枚をはがすイメージから、俗語で、「キャベツ(cabbage)」や「レタス(lettuce)」と言ったり、「ほうれんそう(spinach)」と言ったりする。
たとえば、「ポケット・レタス(pocket lettuce)」と言えば、ポケットに入るような小さなレタスのことなどではなく、ポケットマネーのことなのだ。どうして青菜ばかりなのかというと、これはドル紙幣の裏面が緑色だから。「グリーンバック(greenback)」と言えば、ずばり「米ドル紙幣」のことだし、「グリーンパワー(green power)」といえば、「金力・財力」の意味になる。
ただし、青野菜ならなんでもいいわけではなく、きゅうりやピーマンや、アスパラガスではダメ。葉がたくさんついた青菜限定の俗語である。

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英語 発音しない「K」
日本語では、「こんにちは」を「ちわっ」と言ったり、「このやろう」を「のやろう」のようにいうことがある。もともとあまり強い発音ではない「こ」が、言葉の中の「の」などに吸収され、省略されたのである。
英単語の「ノウ(know)」の「k」の字が発音されないのも、これと同じ理屈だ。「know」のほかにも、英語には、「ナイフ(knife)」や「ナイト(knight)」(騎士)など、頭の「k」を発音しない単語が数多くあるが、「k」という子音は、弱い音なので消えてしまったのだ。もともとはちゃんと発音される綴りだったのだ。
11世紀以前の古英語の時代には、「k」という字がなかったので、変わりに「c」が用いられ、「know」は「cnawan」、「knife」は「cnif」、「knight」は「cniht」と綴られていた。そしてそれぞれ「クナーワン」「クニーフ」「クニヒト」と発音されていたのだ。だが、、言葉は口に上るうちに変化していくもの。発音しにくい音、発音の弱い音が消えていくのは、自然の流れだ。「k」の場合、日本語の「く」のように母音を伴わないため、「n」とのつなぎが難しく、結果的に発音が省略されるようになったともられている。

英語 迷惑メール
インターネットは、買い物にも調べ物にも便利だが、反面、広告や勧誘などの迷惑メールである「スパムメール」にイライラしている人も多いだろう。放っておくと、一日に何十通ものスパムメールがやってくる。
この「スパムメール」、単に「スパム」ともいい、「spam」と綴る。その由来は、「SPAM」という豚肉の缶詰の商標だ。
この缶詰は、広く売られていて誰もが知っている人気商品。それゆえに、「モンティー・パイソン(Monty Python)」というコメディー番組の中でネタにされてしまった。そのコメディーは、レストランに入った夫婦が注文をしようとすると、周りの人が「スパム、スパム、大好きなスパム」と連呼すというもの。これが大うけだったようで、ここから「連呼する」「繰り返す」との意味になり、やがて何度も送られるメールが「スパムメール」と呼ばれるようになったと言う。
もっとも大迷惑だったのが、この商品の発売元である食品会社だ。わざわざウェブ上で「商品のスパムは大文字、スパムメールのスパムは小文字です」と書いてあるとか。実に気の毒な話である。
 

英語 おじいさんの古時計
「大きなフル時計」は、昔から学校でよく歌われてきた唱歌。近年、大ヒットソングにもなったので、「大きなのっぽの振り子時計」とくれば、すぐに「おじいさんの時計」をイメージする人も多いだろう。実のところ、アメリカでも「大きな振り子時計」のことを「グランドファーザーズ・クロック(grandfather's clock)」、つまり「おじいさんの古時計」と呼ぶ。その理由は日本と同じで、「大きな古時計」の歌が昔から広く親しまれてきたからだ。「大きな古時計」は、ヘンリー・C・ワークによって1878年に作られた曲。それ以前、大きな振り子時計は、「ロングケース・クロック」(長箱時計)と呼ばれていたが、この曲が広まるにつれ、「おじいさんの時計」という言葉に取って代わられたのである。

英語 野球で「骨董」
野球をはじめとするスポーツで、判断の悪いプレーをすると、「ボーン・ヘッド(bone head)」となじられる。仕事でも同様で、素人同然のミスを「ボーン・ヘッド」という。「ボーン・ヘッド」がこういう意味になったのは、直訳すると想像がつく。
「ボーン」は「骨」、「ヘッド」は「頭」だから、「ボーン・ヘッド」で「骨董」となる。
骨董とは、頭の中が骨ばかりで、脳味噌がないということ。そこから「頭の働かない間抜け」という意味になったのだ。
野球では、デッド・ボールまがいの危険球を「ビーン・ボール(bean ball)」という。
打者の頭をかすめるような投球は「ビーン・ボール(bean ball)」と見なされ、乱闘騒ぎになったり、ビーン・ボールの報復合戦にも発展する。このビーン・ボールの「bean」とは、「頭」の俗称。頭に向けて投げられたと思われる「ボール」だから、「ビーン・ボール」となるわけだ。打者の足や腰の方に向かって投げられた球は、ビーン・ボールと呼ばれないのは、「ビーン」に「頭」の意味があるからだ。

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