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英会話、英単語、慣用句等をわかりやすく、楽しく説明しています。
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英会話・断りたいとき
相手の気持ちを損ねずに、帰りたい意思を伝える
 楽しい会も、時間が遅くなってきてそろそろ帰らなくてはいけない。だが、相手の気持ちを損ねないように切り出すのは、日本語でも結 構難しいものだ。そんな時は、
     
  It's getting late. (遅くなってきました)
 
と切り出して、
   
     I'd better be going. (もう、おいとましたほうがいいでしょう)
 
と、続けるといいだろう。
遅くなって帰らないのも、相手にとっては迷惑なもの。タイミングを考えて、上のように切り出そう。

二度と会いたくない人にはこの表現で
 ふった相手がしつこく言い寄ってくる。どうしてもいやな相手には、きっぱり言ってやるしかない。もう、付き合う意思がないことをはっきり分かるように伝えるには、
   
We're finished. (私達は終わっている=これっきり)
 
といおう。「finished 」が入っていて、「もう後はない」という強い気持ちが表せる。
 
さらにつけくわえるなら、
     
I'm never going to see  you again . (もうあなたには二度と会わない)
 
 こういうときには 「I'll never see~」というより、 「I'm never going to see ~」のほうが、自分は決してそういう状態にはならない、それは決まったことなのだというニュアンスが出る。かなり強い否定になるので、効果は抜群だ。

しつこい人はこの一言で撃退する
  断っても断っても懲りない人には、
     
  Stop pestering me ! (しつこいぞ!)
 
 の一言を。「 prester」 は「しつこく悩ませる、せがむ」といった意味の言葉である。
好きでもない相手からしつこく迫られた時や、借金をしつこく頼んでくる相手などは、キッパリこの一言で撃退しよう。

親しい人に「やめろよ!」とビシッと言うなら
 「やめる」という意味の単語は「stop」が最も一般的だが他にもいくつかある。
その一つが「切る」という意味でしられているcut。
 
   Cut it out!     Cut that out !     Cut it!  (やめろよ!)
 
などで、どれも同じように使う。ややスラングっぽい砕けた幹事の表現なので、使う場面には気をつけたいが、使いこなせれば、相手に は“聞く”言葉だ。 

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断る意思をはっきり伝える会話テク
本当に無理な時はキッパリこういう
ちゃんとした意思表示をしなかったための外国でのトラブルは多い。なかでも頼まれごとをした時、日本的な表現で逃げてしまうと、相手を誤解させてしまうのだ。
 日本では「それは、ちょっと難しいですね」というと、婉曲的ではあっても断りのセリフになる。ところがこれを英語で、
    It's a little difficult.
と表現すると、たいていの人は、このあとに 「but I'll try」 と続く文脈だと思い、難しいけれどやってみてくれると受け取られてしまう。できないと思ったら、
     
    It's impossible.  (それは無理です)
 
とはっきり意思表示したほうが、誤解を招く心配がない。

可能性がないことを伝えるには
 「chance」 には「機会」のほこに、「可能性」という意味がある。
    
  No chance.
 
といえば「可能性がない」、つまり「無理だよ」という意味になる。
逆に、
   have a good chance

といえば「可能性は十分にある」という意味になり、
     
  take a chance
 
 なら「イチカバチカやってみる」という意味になる。 例えば、
     
   You have a good chance to get a ticket.

 といえば、「切符が手に入る可能性は十分にある」という意味になる。イチカバチカのチャンスにかけて宝くじを買い、あたる可能性が十分あると信じている友人がいたら、つい言ってみたくなる言葉が「 No chance.」 というわけである。

しつこい定員から逃れる時の一言
 
 車などのような大きな買い物をするとき、お店の人からあまりに熱心に何かを勧められて、困ってしまうことがある。言葉が不自由だと、断っているつもりでも分かってもらえず、いつまでも放してもらえないということになりかねない。
     
  It's too expensive for me. (私には高すぎます)
 
といっても、それならと、もっと安いものを見せてくるだけで逃れるのは難しい。
決心がつかないのなら、今、決めたくないという気持ちを伝えるために、
    
  I'll call you again. (また電話するよ)
 
というのが便利。ひとまずその場から離れることはできるはずだ。

好みでない男性に言い寄られた時は
 
外国で女性が一人でお酒を飲んだりしていると、男性に声をかけられることもあるだろう。男性といっても本当に様々だから、好みでない場合だってあるし、危険がいっぱい。
そんな時の断り方は。どういったらいいか。面倒なことにならないように、言い方には気をつけたい。
    
  Thank you very much for your kindness, but I have a boyfriend.
  (ご親切にありがとう。でも私には彼氏がいるの)
 
といっておけば、それ以上つっこんでくる男はめったにいないはずだ。
 

英会話・否定するとき
「そんなはずはない」と言いたいときは
 「そんなはずがない」という意味の事を言う時、日本語なら「ウソだろう!」などという。英語でも、
   That's a lie !
とかいってしまいそうだが、英語圏の 「lie 」は宗教的なニュアンスを持ち,日本語の「ウソ」よりずっと重い意味を持っている。軽い気持ちで言った「ウソだろ!」が、かなり強い否定を意味してしまう恐れがあるのだ。そんな時は、
     
   It can't be true. (そんなはずないよ)

 などというのがいいだろう。それに「I'm afraid 」をつけて、
    
   I'm afraid it can't be true. (そんなはずはないと思うんだけど)

とすればさらに柔らかい感じになる。

「まさか、ありっこないね」と否定する
 「あなたはきれいだから、きっと女優になれるわよ」などといわれたときに使うのが、
    
 That's be the day.
 
「まさか、ありっこないわよ」と否定する時の表現で、その裏には「いったい何言ってるの世」「そんな日が来るわけないわよ」といったニュアンスが含まれている。かなり皮肉を込めて、相手の言葉を否定する時に使うのだ。
 
また、「今夜は徹夜で勉強して、明日100点を取るぞ」という相手に、
     
   That'll be the day.

 といえば「やってみれば!」といった意味にもなる。

場の雰囲気を壊す話題を避ける方法
 
せっかく盛り上がった話を台無しにするような一言。そんなことを言う人は、どこの世界にもいるものだ。特に文化の異なる外国での場 合、宗教や政治など触れないほうがいい。
 そんな話題が出たら、次のように対応したい。
    
    Let's not go into that. (そこには立ち入らないようにしよう)
 
といった相手にも失礼にならないように、十分注意して発言することが必要だ。

過去の問題を断ち切れない人にはこの一言
 
世の中には、何かトラブルなどあったときに、なかなかその問題を断ち切れない人がいる。例えば会社で失敗した時や、恋人に振られた 時、友人に裏切られた時などに、いつまでも同じ話題を持ち出して、クドクドとグチルタイプだ。 そんな時に言ってあげたいのが、
     
  Let it lie.

 「もうほっとけよ」といったような意味で、解決済みの問題や、過去のことをまた持ち出そうとする相手をたしなめる言葉である。
辛抱強く聞いてやるのもいいけれど、ときにははっきりたしなめてあげるのも相手のためかも。

 

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